空気マイクロメータとは
空気マイクロメータとは
製品を作る時に基準となる測定器ですが、ノギスやマイクロメータは絶対寸法を測定するのに対し、空気マイクロメータは『部品』の寸法を測定し「公差内に入っているか、いないかをOK/NGで判定する」為に使用されます。

公差とは
例えば、直径50mmの軸を加工で制作する場合、50mmピッタリと加工する事は出来ま
せん。
従って、実用性に問題が出ない様に寸法の最大値と最小値を決める必要があります。
この実際の寸法の最大値と最小値の差が『公差』となります。

<空気マイクロメータの利点>
ノギスやマイクロメータは、絶対値を測れるが公差内に入っているか判断するのに時間が掛かり過ぎるので量産測定には不向きです。
又、シリンダーゲージは人が探りながら数値を見て判断するので、時間が掛かりバラツキがでるので量産向きではありません。
空気マイクロメータは、押し当てるだけ、入れるだけで瞬時に寸法を測りOK/NGを判定できるので、誰が測定しても同じ数値が出て量産に向いています。

<空気マイクロメータの特徴>
●長所
 ① 早 い:2秒程度で測定完了、複合測定が得意
 ② 簡 単:誰が測定しても同じ値
 ③ 高精度:1μmレベルが現場で測定可能
 ④ 優しい:非接触で測定のためワークに優しい
●短所
 ① 専用の測定具、マスタが必要
 ② 測定範囲(max160μm)が狭い
 ③ エア環境整備の必要性

上記の事から、空気エアマイクロメータは最大値と最小値を決めた公差内の測定が瞬時に行えるので、量産時の測定に向いています。

絶対値の必要のない量産をお考えの場合は、空気エアマイクロメータを導入してみては如何でしょうか。